アイアンマンジャパン北海道洞爺2014参戦記
Ironman Japan Hokkaido Touya 2014
---容赦なくレースの日はやってきた---


ふうさん 槇本 深 Fukashi Makimoto

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アイアンマンジャパンが戻ってきた!!
地元北海道に。
それも、制限時間17時間の正規規格で。


アイアンマンジャパン洞爺、去年はその第一回であった。
いろいろと張り切って、自分なりに準備も、当日もベストを尽くし、ようやく完走できた。

今年は第二回。
去年と比べるといろいろと忙しく練習などの準備が不十分であった。長期の地味なベース練習が不足している。
7月末から8月上旬にかけて、試験前の一夜漬け勉強のように、練習のボリウムを増やした。
不十分なベースの上に、猛練習(私なりにです。客観的には大したものではありません)。
身体がびっくりした。
その疲れがまだ十分に抜けきっていない。
体幹筋肉の重だるい感じがどうしても抜けない。
あと1週間あれば万全の調整だったのに・・・・・・。
8月24日は容赦なくやってきた。
一夜漬けをあざ笑うかの如く試験の日が来るように。

【8月22日】

8月22日当直明け朝10時まで仕事をして、車で洞爺湖に移動。
12時15分ほどで洞爺湖に到着。

競技説明会は14:00の部を受けることにする。
少し時間がある。競技説明会会場前にはエキスポのブースが並ぶ。
その中に、バイクメンテナンスコーナーもある。

前日バイク預託の際にも、バイクメンテはやってもらえるが長蛇の列。
前々日はすいていてほとんど待ち時間なしでやってもらえる。
バイクは絶好調になった。

昼食を済ませて、競技説明会を受けて、受付。
あとで知ったが、今年からは、競技説明会の前に先に受付できるようになっていた。
そのため混雑も去年ほどではなかった。この柔軟な対応はありがたい。主催者に感謝。
70.3セントレアも見習ってほしい。

天気は雨。
ホテルにチェックインして荷物を車から降ろして一休み。去年と同じ万世閣です。

競技グッズとエイド物品を並べて点検。
コンビニに行って、飲み物などを購入。
雨なので、自転車をカバーするビニール袋とガムテープも購入する。
あとは温泉につかり疲れを取る。
17:00からはウェルカムパーティ。
ウィットさんの軽妙な司会で盛り上がる。
カーボパーティで内容は質素。
しかし、ジャガイモとバター、塩からは絶品。
地元産のものはうまい。

19:30からホテルの夕食。
受付をして席に案内という形をとっている為、並ぶ。
ホテルは満員の時の対応に慣れていないようだ。
かたくなにスタイルを守る。
自由席で勝手に座らせると待たなくてよいのに。
少し時間差で来る方がよい。
今度は何でもある。ビールジョッキ一杯とあとは、たらふく食べまくる。
20:45花火を見ながら眠りにつく。



【8月23日】

AM4:30に起床。当日のリズムに合わせるため早起きをする。
目覚めの散歩をして、パンやインスタント麺でつなぐ。

AM6:30よりホテルの朝食。朝はフリーに入れるので並ばなくてよい。
都会の人は馴れていますが、田舎者は並んで待つのはとても苦痛なのです。
朝食の内容はとても良い。
これがレースの当日食べられればほんとに天国なのだが。

普段の倍のプレミアム宿泊費を払っているのだからそのくらい・・・・。
とも思うのだが、ある人に聞いたところ、残念ながら、JTBが多大なマージンを取っており、ホテル側には定価分しか入らないらしい。
複数の旅行会社を競わせる必要があると感じています。
長く続けるためにはもう少し地元にも還元しないと。主催者さん一考をお願いしたいですね。

部屋に戻ってからは何度も何度もグッズの点検をする。
昼飯をホテル近くのラーメン屋で食べて、バイク預託へ。
これを逆にすると混雑するのです。

雨は降ったりやんだりを繰り返している。当日はなんとか雨が上がるとの予報。

バイク預託会場入口に長蛇の列。
係員がその横を進めという。長蛇の列はバイクメンテの列でした。
前日に済ませておいてよかった。
トランジッションバックをラックにかけて、バイクをセッティング。

ハンドルと、チェーンディレイラ―、サドルをビニールで覆う。
今回は自転車をすっぽりと覆うカバーを持ってきている人が多かった。
ジャパンではOKです。

風の強い地域では禁止の所も多いので、海外のレースでは全体カバーと部分カバー両方の用意をしておくといい。

ここで棟方さんにあう。マーシャルとして参加している。バイクチェックインの管理もしていた。
一日中立ちっぱなしでご苦労様です。
選手として参加する方が楽だと言ってました。

トランジッションの動線に沿って歩いてみる。
頭の中でトランジッションの動作をイメージする。
なんとなく疲れが十分に抜けきっていない感じがするため静養に専念。
試泳もパスしてホテルに戻る。

チームメイトの皆さん、来るかと思って少し待っていただいてたそうでごめんなさい。
ホテルに帰るとバイクの弁当ボックス中身の取捨選択。

遠足の前の日、弁当に何を持っていこうか?といったノリで、わくわく楽しみながらそろえる。
弁当ボックスが膨らむ。
これを全部食べられるほど胃腸の調子がよければ申し分ない。
タマ(マッキー)はドリンクを調合してなにやら怪しげなものを作っている。
私は必要なものは固形物で摂る。飲み物は極力飲みやすいもの。スタートドリンクは緑茶です。
ウェットスーツ、ゴーグル、空気ポンプなど当日使うものを用意。
終わった。

温泉につかる。
17:30夕食。また並んだ。もう少し後で来よう。
もうレースは始まっている。ここでしっかり食べておくこと。腹いっぱい食べる。
米、パスタ、ソバ、とろろ芋、ジャガイモを特にたくさん食べる。
もちろん、おいしいものも食べます。
食欲増進のためにビールも飲みます。

21:00花火を見ながら眠りに着く。
ところが眠れない。去年は眠れたのに。

23:00これ以上はだめ。
マイスリー(一番軽い睡眠誘導剤)を一錠のんで眠る。
これのお世話になるのは何年ぶりだろう。
普段飲んでいないのでさすがに良く効く。


【8月24日】


AM3:45起床。
胃がつかえたようで何も食べたくないが無理やり押し込む。
配給のおにぎりとパンと、インスタントラーメン。
ラーメンにもちを入れるという技を佐藤先生から教わった。これも良かった。
何とか、食べることができた。
入れるものも入れた、出すものも出した。

AM5:00
前日用意したグッズを担いでさあ出発。湖畔をテクテクと歩く。
他の選手も続々と歩いているので寂しくは無い。
万世閣から珍古島(スイムスタート場所)まで2kmあります。

バイクラックについてみると、昨夜の雨でぬかるんでいる。
自転車もびっしょりとぬれている。ビニールカバーは役に立った。
チェーンとギアが一晩雨に洗われたらまずオイルは完全に抜けてしまう。8時間もの間、チェーンがチャリチャリ鳴る音を聴かされるのは苦痛だ。
バイクに弁当ボックスを装着。
悲壮なレースをピクニック気分に換えてくれる。楽しまなくては。
少し食べきれない程多そうだが、不足してハンガーノックになるよりはずっといい。

タイヤに空気を入れる。タイヤはベロフレックス。しなやかなタイヤで疲れない。
前8気圧、後8.5気圧入れた。


AM6:00
ウェットスーツを着てスイム会場へ到着。
プロのスタートが始まった。
スイムスタートエリアに入って並ぶ。

AM6:22
スタートホーンが鳴った。

【スイム編】

昨夜までの雨で水の透明度は3mくらい。
残念ながらか幸いにか、岸から一気に170mの水深まで落ち込むような、断崖のような壁を見ることはできない。
初心者はパニックを起こすことがあるらしい。
主催者は慣れておくように試泳を薦めていた。
私は水深2mだろうが、1万メートルであろうが背が届かないのなら同じと思う。
怖いもの見たさの好奇心のほうが強い。
是非見たいものだと思う。
ちなみに普段は遊泳禁止で泳げないところなのです。

いつもの透き通るような水ではないが、平均的なスイムコースよりは透明度は高く、周りも良く見える。
去年のようにうまくドラフティングターゲットが見つからない。
しかたなく独力で泳ぐ。
大きなブイ、穏やかな水面、湖畔の多様な景色で、目標には事欠かない。
大きな蛇行無く泳げる。

8月のはじめ、一度雨の日の日曜日、プールで3.8km泳いだ。
普段は、練習はリハーサルとは違う。
リハーサルは不要。きちんとベースの練習していれば良い。というのが私の主義。
しかし今年はベースの練習が不十分で不安が一杯。
不安を解消するために、リハーサルをした。
大いに気休めにはなりました。
本番でもリハーサルを一度やっているというのは大いに安心感につながります。
後半疲れたような感じがしても、練習で泳ぎきったのだから大丈夫。
と思い込むと不思議にペースが落ちないものです。
大きなトラブル無くスイム終了。

1時間30分ぎりぎりだったので、ゴールの坂を駆け上がりゲートをくぐるもわずかに超えたよう。

■スイム 1時間30分15秒。
■T1トランジッション 9:39


【バイク編】

テントに入らず、外でウェットスーツを脱いで、バイクシューズを履いてこれで終わり。
バイクラックに向かう。心拍計に水が入ったのか、液晶表示がおかしい。
パッキングが古くなっていたのだろう。
ボランティアの人に捨ててくださいと手渡す。
役に立たないものは1gたりとも持ちたくない。
なにしろ今から、羊蹄山に匹敵する標高(1890m)を上がり降りするのだ。
ぬかるみを自転車を押して走る。出口にトイレがあるが、満員で並んでいる。
洞爺湖対岸にきれいなトイレがある。そこまで我慢。

バイクスタート。
クリートが泥でつまり、ペダルにキャッチしない。ぬかるみを走ってクリートに泥が詰まっているのだ。
一度降りて、歩道の縁石にカチカチと打ち付け泥を払う。
バイクに乗りなおす。湖畔遊歩道を抜け、温泉街へ。
温泉街を抜けて、サンパレスを過ぎると、湖畔道路。
湖畔道路を東へ。

去年は張り切って30km越えで飛ばしていた。抜いていたはず。
今年は27km位で抜かれる。まだバイクのリズムにならない。
このままではタイムオーバーになるかもしれないと不安がよぎる。
湖畔道路は分かれ道から北に向きをかえる。
癒される緑のトンネル。天気は曇り。涼しい。
寒いほどではない。
昨夜は虫が鳴いていた。
またススキも生えている。
もう秋なのだ。

気温は高くないが、湿度は100%ちかい。
なにか変な気候。ここだけではない。
日本中が変な気候で、低気圧と前線が居座っている。
北海道はその中でもましな天気なのです。
異常気象の只中、時間的にも空間的にも、ここだけ、今日だけ、雨が降らないでいてくれる。
天に感謝。
湿度が高いので、のどは乾かない。
あまり飲みたくない。

去年のF60カテゴリのチャンピオン成田さんが軽快に抜いていく。
闘志満々の顔だ。今年のチャンピオンシップに出場する。
ハワイをゲットしてからモチベーションが上がり、何ランクもアップしたようです。
これはタマ(マッキー)も苦労するな。と思いつつ見送る。

洞爺湖対岸に到着。
水の駅のトイレで用を足す。ここはきれいでしかもすいている。
エイドはお茶のボトルがほとんど手つかずなのでパス。
進路を北に変え、いよいよ、洞爺湖のすり鉢の底からヘリに登るヒルクライム。
苦労するかと思ったが、意外と楽に登れた。
もちろんスピードは落ちてどんどん抜かれる。

すり鉢のヘリにあたる幹線道路。今年は、極端な渋滞になっていない。
選手の切れ目に車を通している。この方がいい。
長く続けるためには無理をしない方がよい。
幹線道路を横切り農道に入る。ここもトリッキーなところ。
平坦に見えるが、緩やかなくだり。登りで心拍が上がり、だらだら下りでスピードアップして軽快にペダリング。
ここでバイクのリズムを取り戻す。
やがて、すり鉢のヘリから外に出る谷へ。

ここは急坂。
長いくだりもあり最高速が出せる。
しかし左に曲がり、右に曲がる最後はスピードダウンの必要がある。
佐藤先生が曲がりきれないで落車したところ。慎重にブレーキングしてコーナーをパスする。
T字路を右へ。

京極への長いヒルクライムの始まり。
ここからは、きつくはないが長短のアップヒルの繰り返し。標高480mまで上る。
最大のメジャーアップヒル。

バイクのリハーサルは時間が取れなくてできなかった。
距離は無理でも、せめて標高差のリハーサルだけはやっておいた。
鉄山、恵山、椴法華、ふるさと林道に坂を求め、アイアンマンジャパンと同等の獲得標高1890mを上下した。
練習の坂のほうが長くてきつい。
どんどん抜かれるが、きつさは感じない。ここで冨田さんが追い付いて抜いていった。
初アイアンマン。とても元気そう。完走できるでしょう。

坂を終わり、長い下りで京極に到着。この時、雨が降り出した。
ザーっと音を立てる雨。空は真っ黒。去年と同じか?
タマ(マッキー)は大丈夫か?
と思ったが、このような派手な雨は南国のスコールと同じ。すぐやむだろう。
やがてみるみる空が明るくなり雨は止んだ。

15分くらいだっただろうか?
京極で、東向きから西向きに鋭角に向きをかえる。
羊蹄山の山すそをグルッとまわるコース。
90kmの中間地点のエイドで、トイレに入る。
ここはエイドから少し100m弱進んだところの右側にトイレがある。
ここからだらだら下りが始まりしばらく楽ができるところ。リズムが崩れなくてよい。

やがて下りが終わり、平たんになる。
ここでタマ(マッキー、妻)が追い付いてきた。ルンルンという声が聞こえてきそうな走り。
雨はすぐやむと予想してへこまなかった。用意した雨合羽も着なかった。
今は太陽が出ている。
あっという間に抜いていった。

谷口さんも来た。去年は75km地点、京極あたりで抜かれたが今年は100km越えまで捕まらなかった。
調子は悪くないのだ。決して相手の調子が悪いとは考えない。
自分の調子が良いのだと考える。長丁場、プラス思考しないともちません。

ここからが曲者。
平たんに見えるのにスピードがガクッと落ちて、時速15kmなんてとんでもなく遅くなることがある。
軽い向かい風だが、そんなに強い風ではない。
調子が悪いのか?怠けているのか?疑心暗鬼になる。
ほかの人も遅くなっているので何かあるのだろう。
そう、平たんなのは目の錯覚。上り坂なのです。
このようなところがたくさんあります。
心拍計をつけていれば怠けていないことがわかります。

今日はスイムで心拍計を壊し廃棄した。体調の物差しがない。
平たんでこんなに遅くなった。調子が悪い。
このままではランに7時間を残せない。
とても間に合わない。と敗北の予感で気持ちがへこみがち。

100kmから137km(スペシャルエイド地点)まで、平坦なのか登っているのかわからない個所がたくさんあります。
見通しの良い、ひろい畑の中の農道が曲者です。結局自分を信じて心を強く持つしかない。
敗北の予感に沈むとがっくりとペースが落ちる。
そうなったら本当に負けてしまう。

体調は悪くない。悪いはずはない。怠けてはいない。きちんと頑張っている。
わからないが登りなのだ。
急に眠気を催す。初めての経験。

時間内完走は分秒刻みの勝負。
もちろん寝てなんかいられない。
昨日よく眠れなかったせいだろうか?等と考える。
軽い下り坂50km出しながら、なんだが現実感がない。
条件反射でハンドル操作をしている。
テレビか映画を見ているような感じ。
やばい。とってもやばい事をしているのはわかる。
近くにだれもいなかったので、ギャーッと大きな声で一声叫んで眠気を払う。

弁当ボックスの中身は甘いものが多すぎた。甘さがむかつきもう食べられない。
梅干しの果肉を砂糖漬けしたお菓子があり塩分補給に食べる。これも甘い。

スペシャルエイドにみかんが置いてある。
みかんを食べると元気になりそうな気がする。
いや元気になるのだと言い聞かせる。もう少し。

137km地点をゴールと思いなんとか頑張る。
スペシャルエイドに到着。
去年はパスした。今年はたどり着いたという感じ。
砂漠のオアシスのよう。みかん4個を次々に頬張る。
身体の隅々に水とミネラルがいきわたる感じ。
生き返った。
眠気も醒めた。
身体もシャキッとした。

スペシャルエイドの場所は下りが続いた後にあり、スピードが乗っている所。
立ち止まるのはもったいない感じがする所でもある。
しかし、調子が悪い時は、ここの補給が起死回生となる。
用意だけはしておいた方がよいですね。

ここから少しの登り。そして長い下り。
長い下りの終わりには、印象的な赤いループ橋がある。
ループ橋をグルグルと廻って降りると、ダウンヒルの終了。
まもなく、直角に右折して洞爺湖のすり鉢のヘリに登る、最後のメジャーアップヒルに入る。

最初に最高速を出して下った坂を今度は登る。
少々きついがこれが最後の登り。これで最後と思うと元気が出る。
登り切って、すり鉢のヘリにたどり着きやれやれ。しかしすり鉢の頂点は平坦に見えるが、だらだら登りの坂。
気を緩めると20kmを割り込むほど遅くなる。
もうすぐ洞爺湖に下りるダウンヒルが待っている。
そこで休める。
ここはがんばりどころ。

幹線道路は通常の信号待ちぐらいの車が停まっている。
レースに支障なく、また渋滞も起こさず、要領よくさばいている。
これなら苦情も少なく、来年も続けられるだろう。
すり鉢のヘリから中に降りるように、洞爺湖に下るダウンヒル。
去年は霧で景色は見えなかったが、今年は洞爺湖全体が良く見える。

お帰りなさいといった感じの癒しの景色。
絶景かな絶景かな! 気分よくダウンヒル。
ここは飛ばしても休んでもあまり変わりません。
湖畔に下りてからの元気を蓄えておきましょう。

湖畔に降りるとあと24km。みんな遅い。
DHポジションを取れなくて腰を起こして乗っている。
向かい風。
DHポジションをとってどんどんと抜いていく。

湖畔の西側を南下していく。ここは右側通行です。
いきも帰りも湖畔側の道路を使う。
山側の車線は一般交通。
右側通行だがキープレフト。中央よりを走り、追い越しは右側から。
競技説明会ではこのように聞いた。
しかし徹底していない。
中央よりを走る人、端を走る人まちまち。

ケースバイケースで抜いていった。やがて湖畔の南側に到着。
もろに向かい風だが、DHポジションをキープして淡々と走る。
そろそろ、気持をランに切り替える。
トランジッション手順を何度かイメージする。

温泉街に入り、遊歩道を通りゴール。
137km地点の補給以後しゃきっとして、湖畔についてからのスピードアップが効いたのか
ランに7時間残せそうだ。あとはトランジッションを手早く。

■バイク 8:11:53
■T2トランジッション 4:34



【ラン編】

バイクフリーラックに自転車をかけて、ランバックをかけたラックに向かう。
ヘルメットを脱いで靴を履き替えるだけ。靴下は履いた。
まだ素足の練習はしていない。
エイド物品をバイクジャージの後ポケットに押し込む。
トランジッションのトイレは込んでいるのでパス。

ランスタート。
レース開始より、9時間56分21秒。
ランに7時間を残せた。

キロ10分を基準に早ければ貯金と考えペース配分する。
貯金3分39秒でランスタート。

大丈夫。
湖畔遊歩道の花道を走る。
ここで坂口さん、佐藤先生、けこちゃん、高谷会長、竹市さん、ナオちゃん、相馬さんなどの応援を受ける。
遊歩道の途中でトイレに入る。
遊歩道を往復して湖畔道路へ。キロ10分かかっている。疲れると遅くなる。
大丈夫か?少し不安になる。
トイレロスタイムを忘れていた。
その次のキロ表示でキロ9分程度を確認。大丈夫。

30kmくらいまでは元気に走れてペースは落ちないだろう。
そのとき、12分の貯金があれば勝てる。
最初の折り返し。12km地点。
貯金は8分くらいに増えた。
薄暗くなってきた。
湖畔に戻る。真っ暗になる。
まだみんな応援に残ってくれている。ありがとう!

早い人のゴールを横目に折り返し、2週回目に向かう。
キロ10分は超えていない。
腕をしっかり振ってリズムを保つ。
7月の最後の日曜日。7時間走練習を敢行した。
これはアイアンマンのときの私の平均的なランの所要時間です。

疲れは残ったが、気分的には自信がついた。
当直明けの朝筋トレメニューに腕ふり1分間も取り入れている。
疲れても腕だけはしっかり振れるようになった。

やがて20:45花火が始まる。
折り返しに向かっているので、背後で花火。余裕があれば振り返って見れるが、今年は余裕なし。
ゴール後に花火を見れたら最高だがそこまで贅沢は言わない。
せめて、折り返しのあと、前方向に花火を見たいものだ。

背後に花火の音だけを聴きながら折り返しに向かう。
照明はカバーが掛けられており、まぶしくない。
最低限度危険でない程度には道路が見える。折り返しに到着。
貯金は17分くらいに増えていた。

完走を確信。
あとは早歩きでも間に合いそう。だが、ともかく全部走ろう。淡々と走る。
安心したのかスピードが落ちる。
35km地点くらいで谷さんが追いついてきた。バイクで抜いたはずなのにいつの間に後ろにいたのだろう。
何分前にゴールできる?と聞いてくる。
4-5分前と答える。
「それはやばいでしょう」と、あせって早く歩いて抜いていった。

絶対に間に合わせること。
ランの7時間切りだけは果たそう。
絶対に歩かない。これだけを守って、淡々と走る。
湖畔道路が終わり、噴火記念公園に入る。
そこでマーシャルの棟方さんが祝福してくれた。

湖畔遊歩道に出る。ここはもう花道。楽しんで走ろう。歩いても間に合う。
大会役員の人が時間がありません急いでくださいという。
時計は動いている。
間違いない。大丈夫。

わざとゆっくり行くわけにもいかず、淡々と走る。
ゴールの花道に入る。
ゴールの時計は17時間17分をさしている。
まだ5分ある。

花道にいるみんなとハイタッチしてゴ~ル!!





















ウィットさんのコールと白戸太郎さんの握手がお迎え。
チームメイトのけこチャン、札幌の梅沢さん、佐藤先生などが祝福してくれました。

アイアンマンジャパン洞爺北海道。
二度目の完走。

二度目なので、フロックではない。
きっちり練習できた去年とさほど変わらないパーフォーマンスを発揮できた。
一夜漬けは通用した。

前日までは準備不足で焦燥感に駆られる感じ。
前日までが辛かった。
当日は開き直った感じでうまくいきました。
長い楽しい一日が終わった。

■総合タイム 16:54:56
Swim Bike Run Finish 年代別順
1:30:15 8:11:53 6:58:35 16:54:56 11

※注 バイクの写真にふーさんは写っておりません。




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