~Report by Ruka Ando~

開催日:2018年7月14日
Long Distance Triathlon <Swim3.0km/Bike120km/Run30km>
コース図RESULTS

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昨年(2017)のアイアンマン70.3セントレアでたまたま取れたポイント4点
年間のエイジランキングは27位。ぎりぎり30位以内に入ることができ参加の権利を得ることができました。

一生に一度のチャンスかもしれないと思い意を決して昨年12月にエントリーしました。

どきどきしながら約半年。できる限りの練習はしました。
本当はもっとできたかもしれないけど、怠け心には勝てませんでした。



 さて、大会が行われるデンマーク、フュン島のオーデンセ。
コペンハーゲンからバスで約2時間。電車だと1時間半くらいのところにあるとても穏やかな街でした。


北欧は夏時間。
コペンハーゲンに到着したのが夜の10時頃でしたが、日本の夕方4時頃のような感じでした。

結局オーデンセに着いたのは夜の1時過ぎ。家を出てから丸1日以上かかりました。



 翌朝、朝食を済ませた後バイクセッティングをし、街の中をちょっとだけ走りました。
デンマークは自転車大国
  ※参考:「自転車大国デンマークの実態」


高速道路以外は自転車専用道路が必ずあり、また、自転車に乗っている人は普通に手信号を出して走っていました。

専用道路なので走っている自転車のスピードは結構速かったのですが、安心して走ることができるのでとても羨ましく感じました。
バイクの調子を確認してからEXPOへ。
記念にバイクジャージを買いその脚で選手登録を済ませました。


午後からは時間ができたのでアンデルセン美術館を堪能(?)
英語の解説をゆっくり読んでいる時間もなく(時間かけないと意味が分からない)雰囲気だけ堪能してきました。

夜は北海道から参加した札幌の川端麻美さん、ニセコの清水乾くんとちょっと有名なMamasというパスタとピザのお店でおいしい夕食をいただきました。
そして夜。10時過ぎても明るい。しょうがなくアイマスクをつけて寝ました。"



" レース前日は11時に日本選手団が集合し、レースの説明を受け集合写真を撮って解散。

午後からバイクチェックインをし、スイム会場となる運河で試泳をしました。
水温が思っていたより高く、低水温に弱い私でも気持ちよく泳ぐことができました。

クラゲやウミヘビがいるという前情報でしたが、水が濁っていて何も見えなかったので「よし」としました。
塩水は日本よりしょっぱくなかったので、それも「よし」。
苦手なスイムも落ち着いていけそうな自信がつきました。



その後、ホテルに戻り早めの夕食。

日本から持って行った白米や梅干し、煮豆、すき焼きの缶詰やサンマの煮物、春雨スープに味噌汁と、札幌の川端さんとおなかいっぱい食べました。
翌日のタイムテーブルも作り、落ち着いてレースができるよう準備万端にし、またまたアイマスクをして寝ました。




【レース当日】

" いよいよレース本番。
4時に起床して先ずお湯を沸かし、持って行ったお餅を暖め食べました。次に補食で持って行くおにぎりを握り、補食は完成。

5時にホテルの朝食会場で朝食を取りました。

前日に準備を完璧にしておいたので、朝は焦らず行動できたと思います。
6時にホテルを出発。日本選手団の中では一番最後の出発だったと思います。


 バイクのトランジットでボトルと補食をセットし、ウエットスーツを着た後、狭い通路をちょこちょこ走ってアップをしました。

前日とは違い寒い朝でしたが、北海道人にとっては普通の気温。多分19℃くらいだったと思います。
水温は21℃くらいかな?

大勢の外国人がいる中でしたが、緊張もせず準備をすることができました。

40歳以上のおばさん達はエイジの中で最後のウエーブ。
世界中のおばさん達は本当に元気でした。








【スイム】
いよいよ入水。

いつもならスイム前は緊張してどきどきなのに今回は本当に心穏やかにスタート地点でぷかぷか浮いていることができました。


そしてスタート。運河を1往復3000m
オープンウオーターの3000mは未知の世界でしたが「落ち着いて」「ゆっくりと」「ペースを乱さず」を心がけ泳ぎました。

ものすごいバトルにもならずまた、頭をたたかれたり、足を引っ張られることもなく、イーブンペースで泳げたと思います。

途中、後ろからスタートしてきたアクアバイクのおじさん達が勢いよく泳いでいきましたが、皆さん上手に抜いて行ってくれました。


そして調子よく折り返し地点まで行くと階段が!!なんと1500mで階段を上りまた、飛び込んだんです。

きっと説明文のどこかに書いてあったのでしょうが読み飛ばしていたようです。
これは辛かった。

帰りの1500mはクラゲがたくさんいました。クラゲをキャッチアップそしてプッシュ!
気持ち悪いなんて言ってられませんでした。結局3,299m泳いで1時間4分38秒でした。




【バイク】

さっさとトランジットを終えバイクへ。

バイクは60kmを2周回です。
少し寒かったのですが、私にとってはいつも通りの気温だったので体もすぐに温まりました。


今回のコースはほぼ平坦なコースなので結構いけるかな?と思っていたのですが甘くはありませんでした。

向かい風は練習で慣れているので何とも思わなかったのですが、なかなかスピードが出ないのです。
メーターを見ると勾配0.8%~1.5%くらい、ずーっと登っているんです。これって苦手なパターン。

30kmあたりで相当脚が疲れてしまいました(しかし、外国人のおばさん達はものすごく大きいおしりと太い太ももで戦車が猛ダッシュするように走っていく。なんだこれ?かなうわけない。恐るべし欧米人。)


 これで120km走れるのかな?と心配になるくらい脚がどんどん疲れていきました。
脚を休めるところもなくずーっと回しっぱなし。息は切れないのに脚だけが疲れてくる最悪パターンでした。


60kmのエイドで記念ボトルをもらおうと止まったらあまりにも脚が疲れていて思わず立ちごけ。
チェーンも外れて少しタイムロスをしました。思い直して2周回目へ。


70km位のところでチェーンがまたはずれたような気がして止まって確認。止まったついでにおにぎりやお菓子をぱくぱく食べ、また気を取り直してスタート。

2周回目はなかなかスピードを上げることができませんでした。


120km走って4時間25分10秒。ちょっと悔しいバイクでした。"




【ラン】

 最後はいちばん苦手なラン。
7.5kmの4周回。街の中を走るのでたくさんの人がいました。

かっこわるいので歩くこともできないから走りました。いつもなら給水所が休憩所に見えるし、すぐに心が折れるラン。

ところがなかなか折れなかったのが自分でも不思議でした。


太陽もかんかん照りになってきて暑い暑い!でも我慢我慢と思い、エイドで水をかぶりながら暑さをしのぎました。

しかし、周回を重ねるごとに周りの外国人はいなくなり日本人選手ばかりに。

2,3周回目は日本人同士で追いつき追い越され、または併走して走りました。

しかし4周回目。がぐっと足が止まりました。

心もいつも通り折れました。膝も股関節も少し痛くなり、しょんぼり。
練習では21kmまでしか走っていなかったのでそれが裏目に出たのだと思います。


あとたった7.5kmなのにゴールまでの長いこと長いこと。
それでも残り3km位になったところでもう少しだから頑張ろう!そう思うと脚が動き出しました。
やればできるんでしょ、おばさん!

久しぶりに走った30km。3時間22分02秒でした。

トータル9時間02分19秒。
55-59のエイジで18人中12位でした。

(ちなみに1位は7時間09分39秒。スイム48分40秒 バイク3時間28分28秒 ラン2時間45分36秒)




 実は私は去年のセントレア(IRONMAN70.3)が初めてのミドル挑戦でした。
2度目は去年の北海道トライアスロン。でも、スイムアップできずスキップ制度を使いバイクとランだけ走りました。

今回の世界選手権が3度目のミドルorロングでした。
普通に考えたら無謀な挑戦ですが今を逃したら一生後悔すると思い挑戦しました。

結果として挑戦して良かったし、ある程度練習すると完走できることも体感できました。
体重も落ち、今は30年ぶりに学生時代の体重に戻っています。



また、日本全国から集まってきたトライアスリートの皆さんとも色々な話をすることができたくさんの刺激を受けることもできました。

退職して時間ができ練習時間を確保できたことも完走できた一因です。


家族に迷惑がかからないように練習も平日の昼間に行うようにしました。

一人で練習するのはなかなか辛いことでしたが、練習できなかった一昨年までのことを考えると距離をこなす時間があるだけでも良かったと思います。
特にスイムは前田さんからもらった函トラのスイムメニューを大いに使わせてもらいました。

 

皆さんに応援してもらい本当に力になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございました!



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