

「つばさ」に入会して丸2年が過ぎようとしてします。
慌しい毎日の中で偶然目にした「つばさ結成1年」の新聞記事を一読し、
すぐ連絡先をメモっていました。
即戦力としてスタートはできませんでしたが、皆さんに温かく接してもらい
ながら今回はこの大きな大会に参加できたことを、大変嬉しく思っています。
まず、札幌駅に降り立って感じたことは、スロープ、障害者マークの
トイレ、エレベータ等、DPIに向けて整備されただけのことはありまし
たが、現状は普通のおばさんや若い女性が着替えに使用する等、
本来の目的にそぐわないことも多いということです。
モラルの問題、いくらいいものが作られても周囲の協力、理解がなければ
意味をなさないのではと…。
宿は、ほとんどDPI関係者で翌朝も早くから元気な声が飛ぶ食堂で朝食。
急きょ教えてもらって「きたえーる」へ向かい、身体もいくぶん温まりながら
予定時間に到着。DPI開幕前から新聞やTVからだいたいの想像はして
いましたが、多くの障害者や関係者等で賑わう会場で、多少緊張感を味わい
ながら私たちが担当する「アジア太平洋十年」の分科会場へ向かいました。
3ヶ国の同時通訳となっていて渡されたトランシーバーのチャンネルを
日本語にセットし、イヤホンでの聞き取り入力は思ったほど困難なもので
はなく、強力メンバーに助けてもらいながらいつもどおり頑張ることができ
ました。DPIに備えて最小限の単語登録はしていたものの、同時通訳の
方たちも事前に詳細なデータを渡されていないことや、発表順、発表者名の
変更などが直前に入りましたが、そこはいつもの「つばさ」でクリアでした。
午後の部の休憩中に、手話通訳の方からも「大変助かりました」という
お言葉とともにお褒めの言葉をいただき、私たちもとても嬉しかったです。
「びわこミレニアムフレームワーク」等の長い語句、普段聞き取れない
途上国名等、手話で瞬時に伝えることの難しさを話されていました。
私は未だPCの技術的な部分は全くの素人で、福祉関係の教養知識も
少なく専門的な詳細はご報告できませんが、このDPIに参加して残念
だったことがあります。他の人たちとのコミュニケーションを積極的に
とれなかったことです。堂々手話ができたら、わかったらもっと楽しく
話したり同じ話題で一緒に笑ったりできるのにな…とうらやましく思うこと
もありますが、今回もせめて簡単な英語であいさつや言葉かけができた
らもっとふれあえたのかな?と…。
(この年齢でも…)こんなに小さな自分が、同じ屋根のしたで同じ時間を
一つの目的のためにほんの少しでも共有できたという感慨に私はひとり
で浸っていたのですが…。
ただ一つ自信を持って言えるのは、みーんなが素敵でした。(上手く表現
できませんが)私は素直にそう感じました。そういう思いを抱いて戻った
ことも今後の自分にプラスになっていくだろうと有難く思っています。
短い間で、このDPIのことを理解できたわけではありませんが、この先
子どもだちの時代には本当に差別も障壁もなく、笑顔でそれぞれの将来へ
つながる世の中になってほしいと思います。私も娘が3人いて、サークル
ではご好意に甘えて時々一緒に例会等参加しています。小さいうちから
ボランティアとよばれている諸々のことも、当たり前のこととして受け止めて
ほしいという思いもあります。
今回札幌まで行かせてくれたり、帰ってからの私の反応をみて、子供なり
にも何かを感じているようです。この先、誰もが平等に笑顔で障害や困難を
乗り越えていける社会になってほしいし、そこまで持っていくもの、(子供
たちを)育てていくもの私たち大人の役目なのでは?と感じました。
以上が、今回の感想の一部です。